キッズ・フィットネス
子供は外で遊んで体力をつける。
このような考え方はすでに古いのか。
最近では外で遅くまで遊ぶ子供をめっきり見かけないし、汚したり帰りが遅くなったりして叱られる子供というものを聞いた事がない。
塾や習い事で忙しいのだろう。
しかし、時代はどのように変わろうとも、子供は体を動かすことで大きく成長するという定義は変わらない。
放課後の公園や路地が静かになったことは淋しいが、フィットネスクラブには子供の明るい笑い声が増えてきているようである。
子供向けのクラスが充実したフィットネスクラブが増えていて、スイミングのクラスはもちろん、スタジオを利用したダンスクラスやバレエ、エアロビクスなど多彩に展開されている。
新体操やトランポリンなどで優秀な成績を上げているフィットネスクラブもある。
格闘技のクラスも増えており、合気道や空手など伝統的な武道だけでなく、キックボクシングやレスリングなどのクラスもある。
また、子供向けのクラスを用意しているフィットネスクラブやスポーツクラブでは子供の健全な育成に力をいれており、礼儀作法や地域活動に力をいれているところもあるほど。
通常の習い事と同じく入会金や月謝が必要となるが、見学や体験レッスンで子供が本当に楽しんで通うことができるかどうかチェックすることもできる。
また、学校帰りの子供たちのために送迎バスが用意されているフィットネスクラブもあり、忙しい親御さんに大好評とのこと。
いずれにせよ、本来は外で真っ黒になって元気に遊ぶことで、心や体が成長するはずなのだが、今は子供だけで外で遊ばせるのは不安な時代である。
広々遊べる公園も少なくなった。
月々の費用は掛かるが、子供が楽しんで体を動かすためには多少の費用が必要な時代になったのかもしれない。
学校の外での友達も増えると子供たちも喜んでいるようだから、一度入会させたら出来るだけ長く続けられるように親のサポートが必要である。
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